今年2017年7月31日、厚生労働省は、児童虐待などで親元で暮らせない子どもの受け皿について、就学前の子どもの75%以上、就学後の50%以上を里親に担ってもらう新たな数値目標を公表しました。 里親家庭の委託を大幅に増加させる国の方針が数値目標と共に公表されたことは、衝撃的でした。社会的養護を受ける子どもの受け皿が、施設中心から里親家庭への変革が求められています。数だけではなく、里子が安心して暮らせるよう、里親養育の質が問われてもいます。その里親養育の在り方について、米国の取り組みは大変参考になります。
米国ワシントン州シアトル市にあるモッキンバード・ソサエティは、里親養育の最大の利点である個別の家庭での養育を尊重しながら、家庭同士が支え合う仕組みを構築する方法を生み出しました。この非営利団体のモッキンバード・ファミリーモデルを日本で実現させるため、米国のNPOのIFCA((インターナショナル・フォスターケア・アライアンス)は、モッキンバードファミリーモデル事業実行委員会は勉強会を重ねてきました。 その勉強会の成果について「特別報告会」と題した報告会を行います。ご関心のある方は、是非、ご参加ください。
http://mockingbirdfamilymodeljapan.org/category/event/
日時 2017年12月9日(土) 午後2時から5時30分まで (午後1時30分開場)
会場 日本女子大学 百年館低層棟305(正門を入って右手の茶色い建物・入り口は建物に向かって右奥)
会場アクセスとプログラムの詳細については、このチラシご覧ください。
https://files.acrobat.com/a/preview/bc62acaf-716d-4c17-a973-add4d2e063e1
参加無料 ただし当日、ハンドブックを1000円で頒布させていただきます。
http://mockingbirdfamilymodeljapan.org/pdf/MFM-handbook-flyer.pdf
お申し込み先・お問い合わせ
tel/fax 03-5790-9789 / info@mockingbirdfamilymodeljapan.org